フェーズフリー協会について

フェーズフリー協会とは

フェーズフリー協会は「フェーズフリー」という価値観を武器に、繰り返される災害への社会の脆弱性を減らし、 被害に逢って苦しむ人を少しでも減らしたいという思いから設立されました。

協会概要
組織名
一般社団法人フェーズフリー協会
Phase Free Association
所在地
〒113-0034
東京都文京区湯島3-31-1 ストーク湯島4F
電話番号
03-6803-0160
FAX番号
03-6803-2734
公式サイト
https://phasefree.or.jp/
設立日
2018年12月7日
事業内容
1.フェーズフリーに関する普及・広報事業
2.フェーズフリーに関する調査・研究事業
3.フェーズフリーに関する企画・開発事業
4.フェーズフリーに関する基準・認定事業
5.フェーズフリーに関する商品提案・提供事業
6.フェーズフリーに関するサービス提案・提供事業
7.その他当法人の目的を達成するために必要な事業
組織図
組織図

 

沿革

 フェーズフリーは、防災の専門家として活動を続けてきた佐藤唯行が2014年に提唱した、大切な人を守るための新しい概念である。地震工学会・地域安全学会・日本デザイン学会などアカデミックな活動からスタートし、2015年にはフェーズフリー総合研究会(総研)が任意団体として設立された。そこから総研メンバーによる講演活動などによって、フェーズフリーが徐々に浸透していくこととなった。
 その後2016年にはフェーズフリー建築協会がNPO法人格を取得するなど、現在では行政から民間・企業まで、幅広くその取り組みは拡大するに至った。
 さまざまな分野のさまざまな人が参加していくなかで、フェーズフリーを正しく世の中に普及させていくために、フェーズフリー協会の発足が求められ、2018年12月に一般社団法人フェーズフリー協会が発足した。

  フェーズフリー フェーズフリー協会と関連団体
2006年 FEMA(米国連邦政府緊急事態管理庁)より、Disaster Life Cycleとして社会は8つのフェーズを循環すると示された  
2008年   NPO法人シュアティ・マネジメント協会設立
2011年 NPO法人シュアティ・マネジメント協会により、危機・社会の脆弱性・災害の関係がDisaster Life Cycleのフェーズの中で表現された  
2012年 アスクル防災ブック「みんなの知恵で、明日できる防災」を製作、日用品が災害時も役立つことの重要性が示された  
2012年   スペラディウス株式会社設立
2014年 スペラディウス代表佐藤唯行がフェーズフリー(Phase Free)を提唱。 フェーズフリー(Phase Free)とは、平常時に利用されるすべての商品およびサービスが持つ、災害時に役立つ付加価値であると定義  
2014-15年 phasefreeの国内商標をスペラディウスが取得  
2015年 phasefreeの国際商標(米国、中国、欧州)をスペラディウスが登録申請  
2015年   フェーズフリー総合研究会(PF総研)が任意団体として誕生
2015年   PF総研の活動のうち建築部門が独立して、フェーズフリー建築協会が任意団体として誕生
2015年 東京大学RC77「防災ビジネスの体系化に関する研究会」にてフェーズフリー概念の研究を実施  
2015年5月 日本地震工学会の会長就任挨拶で目黒公郎会長が重要なキーワードとしてフェーズフリーに言及  
2015年9月 P2M学会オンラインジャーナルにて「フェーズフリーの定義について」掲載  
2016年 ミサワホーム オーナーズマガジン「らいさぽ」にてフェーズフリーが巻頭特集  
2016年9月 リスク対策.comにて特集記事「フェーズフリーを世界標準に」掲載  
2016年11月   フェーズフリー建築協会がNPO法人格を取得
2017年 フェーズフリー建築協会がフェーズフリー住宅コンペ&シンポジウム第1回を開催(以降毎年開催)  
2017年3月 「フェーズフリーコンセプトブック」発行  
2018年2月 今治市においてフェーズフリーをコンセプトとしたクリーンセンター「バリクリーン」が稼働開始  
2018年2月 鳴門市の地域防災計画に「フェーズフリー」が重点取り組み課題として明記される  
2018年3月 日本建築家協会にて講演「フェーズフリーとは」を実施  
2018年5月 地域安全学会にて論文「フェーズフリーの概念の具現化: 観光振興と防災対策の融合を目指して 」を発表  
2018年6月 日本デザイン学会にて論文「フェーズフリーの概念とフェーズフリーデザインへの展開 」を発表  
2018年 鳴門市新庁舎の導入機能としてフェーズフリーが基本計画に盛り込まれる  
2018年11月 フェーズフリー絵本「わたしの、いつもの。」発行  
2018年12月   一般社団法人フェーズフリー協会発足
代表挨拶

この時間から解き放ち未来の命を守る

 2011年に発生した東日本大震災以降、人々の防災意識はこれまで以上に高まり、防災に関する商品・サービスがさらに注目されるようになりました。また、様々な企業や団体でも、防災商品の開発・提供、防災関連サービスの提案が増えてきました。

 東日本大震災を例に挙げるまでもなく、日本は世界の中でも災害が多発する地域にあり、多くの大規模な災害を過去に幾度も経験してきました。その結果、進んだ防災知識・技術を持つに至った国でもあります。それにもかかわらず、過去の多くの災害の記憶はいつしか忘れ去られ、私たちは危険性の高い地域へ再び進出し街をつくり、日ごろから災害に備える習慣が定着しないまま日々を送り、新たな災害が起こった際にはまた同じように悲劇を経験するという、悲しい循環を繰り返してしまいます。

 市民や企業を問わず、大規模な災害の直後には防災意識は高まりますが、それが定着せず未来に活かされないのはなぜなのでしょうか? それは、災害時にどの様な困難が起こるかを、日常の生活の中でリアリティをもって思い描くことが、とても難しいからなのかもしれません。

 では、発想を変えてみましょう。

 私たちが生活を送る『平常時』と『災害時』という2つの時間=『Phase』について、この2つを分けることをやめてみるのです。私たちは、身の周りのあらゆるモノと一緒に、平常のPhaseから災害のPhaseへと連続的に突入していきます。このことに着目すると、私たちに必要なのは、防災のための特別なモノではなく、普段の生活の中で自然に使え、さらに災害の際にも役に立つモノなのです。どちらのPhaseでも役に立つように最初から認識されたモノやサービスではないでしょうか。

 平常時や災害時というPhaseの制約から自由であること、Phaseの間にある垣根を越えてどの様な状況下でも私たちの命や生活を守れること、これを『PhaseFree(フェーズフリー)』と名付けましょう。

 『平常時』と『災害時』2つのPhaseをまたいで活躍する商品やサービス、それらを生み出すアイディア。これらによって、どちらのPhaseにも対応し安心して豊かに暮らせる社会 ――

 そう、PhaseFreeな社会です。

 ご一緒に、 PhaseFreeな世界創りに取り組んでいただけないでしょうか。

代表理事 佐藤唯行

役員一覧
  氏名 組織・役職
代表理事 佐藤唯行 スペラディウス株式会社代表取締役
理事 松崎元 千葉工業大学創造工学部教授
理事 秦康範 山梨大学大学院総合研究部准教授
理事 西原利仁 アスクル株式会社メディカル&ケア事業部メディカル・プロ部長
理事 風祭千春 特定非営利活動法人フェーズフリー建築協会理事長
監事 笠原千恵子 スペラディウス株式会社管理部長